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概要

2003年1月 茨城県つくば美術館『写真2003展』出品作品
645 BW 12×16in. 24点(当サイトでは10点を公開)

作品について

自身初の発表となった作品。あらゆるものに対してそれらを確かめるような、それでいてそれらが何であるかとは無縁な足どりで、カメラを手にうろつきまわっていた。あらかじめ要請された(期待された)コードに応えて構築することを目的とせず、意図しない踏み外しと必然的なズレを受け入れる姿勢は、それがすべてではないけれども、現在の活動に通じる感覚がある。

すべてタテ写真なのは、この時使用していたカメラ(FUJI GA645)のデフォルトの視野に基づいている。最初はヨコも撮っていたが、その内に素直にタテで撮ることにしていった経緯がある。そういった普通のカメラと異なる点も撮影のリズムに影響を及ぼしていたと感じる。

写真2003展について

『写真2003展』は2003年1月に茨城県つくば美術館(茨城県つくば市)で、17名の写真家を集めて開催された。
出品作家は50音順で、糸崎公朗、内野雅文、内野ゆきな、大谷健二、奥田倉之、小平雅尋、小松千夏、斎藤さだむ、椎木広、高田洋三、瀧石菊乃、中田聡一郎、西川潔、橋本典久、船渡川由夏、増山裕之、松本美枝子。

この中には、すでに広く活躍中の作家もあり、また作品性もストレートな写真から脱写真的なもの、現代美術に通じるものまで、多岐にわたった。そのためもあってか、つくばという地でありながら、一般の方から写真関係者まで多くの来場者に恵まれた。私の知るところでは、写真家の高梨豊氏、金村修氏、写真評論家の飯沢耕太郎氏らの姿が会場にあった。

Images

写真2003展DM
写真展DM

展示状況
展示状況